妊活のため、2021年2月から婦人科に通い始めて早8ヶ月。
半年間のタイミング療法で妊娠にいたれず、人工授精にステップアップすることになりました。
ステップアップにあたりタイミング療法でのことを振り返りつつ、人工授精について今思うことを書き留めます。
半年間のタイミング療法に伴ってやったこと・感じたこと
2021年2月からレディースクリニック(産婦人科)に通い、タイミング療法を受けました。
治療にあたり、複数の検査を受けました。
- 血液検査
- 超音波検査
- 卵管通水検査
- 精液検査
- フーナーテスト
超音波検査で「軽度の子宮内膜症」、卵管通水検査で「多少のつまりあり」との所見がみられましたが、妊娠には問題ないとの診断。
男性不妊の検査もしましたが、こちらも問題はみつからず。
不妊につながる問題が見つからないことを喜ばしく思いつつ、毎月生理がくる度に湧いてくる怒りと悲しみの波に飲み込まれることが多かったです。
「明確な問題なし」を素直に喜べないことにももどかしさを感じていました
しんどい経験だからこそ、見える世界が広がった
私の母や姉、仲のよい友人が治療なしでスムーズに授かっていたのもあり、「私もその気になれば授かれるののでは」という浅はかな考えがあったことは否めません。
しかし、現実はそう甘いものではありませんでした。
私とは全くの別人だし、環境も違う。
当たり前のことなんですが、自分の都合のいい情報ばかりに目を向け、つらい現実から目を背けていました。
ただ、そんなことをしていても前に進むことはできないんですよね。
現実と向き合うため、色々と本を読んだり調べたりする機会が増えました。
結果、少しずつ見える世界が広がってきた感覚があります。
順風満帆にはいっていませんが、貴重な経験であることはまちがいなく、成長につながっていると実感しています。
苦しいけれど、自身が経験したからこそ向き合えたのは事実。
このきっかけを大切に、色々と学んでいきたいです。
「納得」と「覚悟」のために必要な期間なのかもしれない
レディースクリニックに通い始めた時は、「不妊治療を始めるには年齢的にまだ早いか?」と思ったりもしました。
結論、まったくそんなことはありませんでした。
早すぎるどころか、もっと早くから始めればよかったと後悔した程でした。
だからこそ、半年間のタイミング療養はもどかしく、苦しいものでした。
結果がでず、自己肯定感は低下。
今まで経験したことのないイライラとの対峙。
友人や同僚からの妊娠出産報告に、心が揺さぶられることへの罪悪感。
こんなに沢山の負の感情に襲われたのは、30年以上生きてきて初めての経験でした。
この感情と向き合い、私なりに「理解」「納得」し、この先も続く苦労に「覚悟」する。
タイミング療法に費やした期間は、私自身が覚悟するために必要な期間だったのだろう、と思えるようになりました。
まとめ
人工授精にステップアップすると、タイミング療法に比べて時間もお金もかかり、負担はさらに大きくなります。
夫や会社の理解があったからこそここまで治療でき、そしてステップアップするという選択することができました。
うまくいかず、辛い状況が続くとネガティブになったり否定的な気持ちになり、周りにあたってしまうことも増えがちです。
だからこそ
「そうだよね、そうだよね」
と、自分の気持ちに寄り添うことを優先しつつ、周囲への配慮も忘れずにいたいです。
ステップアップは不安でいっぱいですが、自身の経験・学びのきっかけととらえ、前向きに取り組んでいきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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