こんにちは。りりーです。
今回は我が家の自炊を支える『一汁一菜』について、取り入れたことで感じたメリットなどまとめました。
結果として家事の負担が下がった他、意外にも夫が台所に立つきっかけにもなりいいことずくめでした。
- 自炊で少しでも楽したい
- 献立を考えるのが面倒
- 手軽に野菜を摂りたい
「一汁三菜」を取り入れたいけど、手間と時間がかかる
「素敵なおうちごはん」を夢見て、見栄えもよい定食スタイルでの配膳を何度かチャレンジしてみたこともありますが、ものぐさな私は挫折してしまいました。
- 食器など洗い物が増えてしまう
- 献立を考えるのが面倒
- 仕事が終わるのが遅い(大体21時〜終電まで)
手間はかけたくないけど、自炊はしたい…
そんな時に出会ったのが、『一汁一菜』でした。
『一汁一菜』= 主食+汁物
料理研究家・土井善晴先生の著書「一汁一菜でよいという提案」の評判を聞き、「これなら我が家にも取り入れられるかも!」と取り入れてみました。
以前から土井先生の出演している『おかずのクッキング』というテレビ番組を拝見しており、料理に対する考え方やお人柄に魅力を感じていたので、取り入れることに悩みはありませんでした。
一汁一菜なら毎日汁物を用意するだけなので、自炊に対する心的ハードルがかなり下げることができました。
主食のご飯は週末にまとめて冷凍しておくことで、準備のハードルがぐっと下がります。
『一汁一菜』の意外な効果。夫が台所に立つようになった。
『一汁一菜』を取り入れた結果、我が家での料理に対するハードルが下がり、夫も台所に立ってくれるようになりました。
「具材を切って煮込むだけ」で作れますし、品数を多く作る必要もないので、料理に苦手意識をもっていた夫でも「自分でもできそう」と感じてくれたようです。
そのおかげで、私が業務多忙だったり体調を崩した時に夫が汁物を作ってくれるようになりましたし、「これ入れると美味しいね」といった会話にも繋がっています。
自身の自炊のハードルを下げるために導入した『一汁一菜』が、意外にも夫婦円満にも貢献してくれています。
メリットだらけの『一汁一菜』
ここからは、導入して感じた『一汁一菜』のメリットをご紹介します。
一汁一菜のメリット①:洗い物が楽
配膳に使用する食器が少ないので、洗い物が少なくとにかく楽です。
お箸・ご飯茶碗・汁椀のみ。汁物に油ものがなければ、汚れもスルッと落とせるので、後片付けも楽ちんです。
少しでも楽したいくらい疲れているときは、ご飯を茶碗に移さずラップのまま食べてしまうことも。
一汁一菜のメリット②:気分に合わせてボリューム調整が簡単
「汁物」と聞くと、「わかめと豆腐」「しじみ」など、シンプルなお味噌汁を想像してしまいませんか?
シンプルである必要はまったくなく、自由に何でもいれていいんだ!と気づいてから、幅が一気に広がりました。
アレンジ例
- 今日はガツンとしたものが食べたい!
→ お肉やにんにくを多めに入れたり、ごま油で野菜をさっと炒めてコクを追加 - 今日は胃に優しく、軽めのものが食べたい!
→ お野菜メインで、溶き卵を追加 - タンパク質もしっかり摂りたい!
→ 鶏むね肉のミンチを追加 - もっと食べごたえが欲しい!
→ じゃがいもやさつまいもなど、芋類を追加
気分や具材に合わせて色々とアレンジしたり、新しい組み合わせを模索するのがとても楽しいです。
具材の他、調味料のちょい足しでもぐっと幅が広がりますよ。
オススメの調味料
一汁一菜のメリット③:バリエーションは無限大
「一汁一菜」と言われるとなんとなく「主食=お米」「汁物=味噌汁」と考えてしまいませんか?
私も最初はそう思い、玄米こうじ味噌や米みそなどを、お味噌のバリエーションを増やしたりしてみました。
これはこれでお味噌の美味しさを知れてとてもいい経験にはなったんですが、そもそも和食縛りなんてないんですよね。
この事に気づけてからは、バリエーションが一気に増えました。
- キムチスープ
- 中華スープ
- 酸辣湯風
- スープカレー
- コンソメスープ
- トマトスープ
- 豆乳スープ
などなど。
スープのバリエーションが増えたことで、主食をパンに変えられたりと楽しみ方の幅がぐっと広がりました。
もちろん具材も自由なので、近所のスーパーで出会ったものを自由に入れています。
旬のお野菜は入れるだけで季節感がでますし、栄養もたっぷりなので積極的に利用するようにしています。
一汁一菜のメリット④:調理が簡単
汁物はたったの4ステップでできちゃいます。
- だしパック、だしの素など自由に
- 具材の量に応じて、水分量を調整
- 根菜類など火が通りにくいものから順に
- 具材のカットと並行して、弱火で煮込み続ける
- 具材に火が通ったら、味噌などの調味料を入れて味を整える
ものぐさな私でも、レシピを見ずに無心でこなせるくらいの簡単ステップです。
具材も切りたくない位疲れている時は、カット野菜を利用してしまうのもOKにすると、さらにハードルを下げることができますよ。
最近は、鰹節と塩昆布で出汁をとるのにハマっています。
出し殻もそのまま一緒に煮込むことで具材として一緒に食べられますし、ふりかけなどへの再加工もいらないのでとても楽です。
塩昆布ははじめから細かくカットされているので、短時間でもしっかりとコクが出て美味しくなりますよ。
また、具材をカットや煮込んでいる時間を kindle の耳読にあてています。
時間としては30分にも満たない程度ですが、空いている耳を使うことで読書時間を確保できるのでかなり気に入っています。
kindleを耳読する方法
耳読に最適なイヤホン
さいごに
以前手間をかけて料理をしていたときは、夫が自主的に作ってくれるということありませんでした。
私自身が料理を頑張りすぎないことが、パートナーの料理に対する意識を変える一因になったのかなと推察しています。
ただ、私の姉夫婦に『一汁一菜』の話した時に「子どもが2人いるからうちは無理だな〜」と言われ、家庭の状況によってもできる・できないがあるんだなと考えさせられました。
今の私達には『一汁一菜』が合っていますが、家族の形が変わると違ってくるのかもしれません。
家庭の状況に応じて『食事』をしっかりと用意できるように、コツコツと色々な料理にチャレンジしていこうと思います。
そして、『一汁一菜』に理解・共感してくれる夫にも感謝を忘れずに過ごしていきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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